結論:角度・距離・光量の“同条件化”=再現性。
これだけ守れば、3ヶ月の差分がはっきり写り、体験記事の説得力も上がります。
1. 角度・距離・光量を固定する方法(家での再現手順)
撮影場所を固定
- 背景:白い壁(柄・鏡・窓の反射を避ける)
- 足位置:床にテープで印を2つ(両足)
- カメラ位置:壁から距離30cm or 50cmをメジャーで固定(スマホ三脚を使用)
カメラ設定(スマホでOK)
- フラッシュ:OFF
- 露出:±0固定(露出補正を触らない)
- 焦点距離:等倍(1×)固定
- ホワイトバランス:オートでOK(※照明を毎回同じに)
光量(照明)
- 室内灯のみで毎回同じ時間帯に撮る
- 真上からの強い光・逆光は避ける
- 自然光を使う場合:曇天の午前に統一(晴天は影が強く出る)
固定のコツ
- 三脚+リモコンでブレを防止
- 顎の高さ・表情をそろえる(無表情)
- 髪は完全ドライ(濡れ髪は密度が落ちて見える)
2. 三脚・リモコン・自然光/室内灯の設定例
目的 | 設定例 | 補足 |
---|---|---|
標準(おすすめ) | 三脚+室内灯のみ/距離50cm/1×/露出±0 | 最も再現性が高い |
自然光重視 | 窓を背にしない/曇天の午前に固定 | 晴天・夕方は影・色カブリが出る |
暗い部屋 | 立ち位置近くに間接照明を追加 | 顔への直射ライトはNG |
ブレ対策 | Bluetoothリモコンでシャッター | ない場合は3秒セルフタイマー |
3. 3方向(正面/斜め/頭頂)ガイドとNG例
① 正面
- 目線:レンズへ
- 耳〜耳がフレーム内に入る距離に調整
- NG:あご上げ下げ、表情差、髪の濡れ
② 斜め45°
- 立ち位置そのまま、体だけ45°回転
- M字〜生え際のラインが見える角度に
- NG:回転し過ぎ(90°横顔)、前髪でラインを隠す
③ 頭頂(クラウン)
- その場で上体を前傾、顎をわずかに引く
- スマホを頭上30〜40cmで真下に向ける
- NG:腕影が頭頂に落ちる、露出が暗くなる
チェックリスト(毎回)
- 背景・時間帯・照明 同一
- フラッシュOFF・1×・露出±0
- 足位置/カメラ距離を固定
- 乾いた髪・整髪料ナシ
- 正面 / 斜め45° / 頭頂 の3枚
4. 無料テンプレ(比較枠・月次管理シート)
- Before/After 比較テンプレ(1080×1080)
よくあるNGと回避策
NG | なぜダメ? | 回避策 |
---|---|---|
濡れ髪で撮る | 密度が薄く見える | 完全ドライで撮影 |
日によって照明が違う | 影・色ムラで比較不能 | 室内灯のみ・同時間帯固定 |
0.5×やポートレート | 歪み/ボケで誤差大 | 1×固定/ポトレOFF |
角度がバラバラ | 生え際ラインの見え方が変化 | 3方向のガイドを毎回同じに |
髪でラインを隠す | M字/頭頂の差が不明 | 前髪を軽く上げてライン露出 |
まとめ:“同条件=再現性”が最短ルート
- 角度・距離・光量を固定 → 3ヶ月で差分が見える
- 三脚+リモコンでブレゼロ
- 正面・斜め・頭頂の3方向で「伝わる写真」に
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