カウンセリングで大切なのは「お客様の言葉の奥にある本音」を引き出すこと。
表面的な希望だけでなく、「どうなりたいか」「何に困っているか」を深掘りできる質問が売上アップにつながります。
ここでは、私が実際に使って効果があった質問を10個ご紹介します。
1. 普段どんなときに髪の悩みを感じますか?
→ 生活習慣やシーンに合わせた提案ができるようになります。
(例:朝のスタイリングが大変、仕事中に広がる、夕方にペタッとする…など)
2. 朝のスタイリングにどのくらい時間をかけたいですか?
→ 「時短」を求めているのか、「しっかり仕上げたい」のかがわかります。
3. 今までの美容室で嫌だった経験はありますか?
→ 過去の不満を聞くことで、同じ失敗を避けられます。
(例:暗すぎた、明るすぎた、傷んだ、扱いにくかった)
4. 周りの人からどう見られたいですか?
→ 「若々しく見られたい」「落ち着いた印象にしたい」など、外見のゴールを明確にできます。
5. カラーやパーマの持ちについてどう思われますか?
→ 持ち重視なのか、トレンド優先なのかで提案が変わります。
6. 髪質で一番気になるのは何ですか?
→ 「うねり」「広がり」「ツヤ」「ボリューム不足」など、悩みを具体的にできます。
7. 次回の来店はどんなタイミングを想定していますか?
→ 事前に来店サイクルをイメージさせることで、次回予約につながります。
8. 今回の仕上がりは、どんな場面で活かしたいですか?
→ 結婚式・仕事・旅行など、イベントに合わせて提案できます。
9. 普段お使いのヘアケア商品は何ですか?
→ ホームケアの習慣を把握することで、店販の提案もしやすくなります。
10. 髪を通じて、どういう気持ちになりたいですか?
→ 最後にあえて感情を聞くことで、スタイル提案が「技術」ではなく「体験」になります。
(例:「若返った気持ちになりたい」「自信を持ちたい」)
まとめ
質問は「ただ聞くだけ」では意味がなく、お客様の答えをもとにプロ目線の提案へつなげることが大切です。
この10の質問をカウンセリングで自然に使えるようになれば、
- 信頼関係が深まり、リピート率アップ
- 悩み解決につながり、単価アップ
- 満足度が高まり、紹介増加
といった効果が期待できます。
👉 ぜひ次回のカウンセリングから取り入れてみてください。
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