部位別ガイド:ヒゲ・VIO・全身・足・ワキ【回数と期間の目安】

メンズ脱毛

目次

  1. 各部位の毛周期と硬毛化リスク
  2. 回数・間隔・総期間の目安(医療/サロン)
  3. 写真の撮り方(同条件比較のコツ)
  4. 次アクション
湘南美容外科クリニック

1. 各部位の毛周期と硬毛化リスク

毛周期(成長期→退行期→休止期)のうち、エネルギーが効きやすいのは成長期。部位ごとに成長期の比率とサイクルが違います。

  • ヒゲ:毛が太く密、成長期比率が高い/サイクル短め → 回数は多めになりがち
  • VIO:毛が太い+皮膚が薄い → 痛み対策(麻酔/強冷却)と段階的な出力UPが鍵
  • 体(全身・足・ワキ):ヒゲより成長期比率は低め → 体は回数少なめで進みやすい

硬毛化リスク(照射後に一部が太く見える/増える現象)に注意:

  • 発生は稀だが上腕外側/背中/うなじ/顔の一部で報告されやすい
  • 対応:波長やパルス幅の見直し、照射間隔の調整、経過写真で早期把握

ポイント:回数は「毛量・肌色・機種・出力・間隔」で変動。写真記録が判断の土台になります。


2. 回数・間隔・総期間の目安(医療/サロン)

目安です。肌質・毛量・機種・出力・通院ペースで前後します。

医療レーザー vs サロン光脱毛(早見表)

部位目安回数(医療)目安回数(サロン)施術間隔(医療/サロン)完了までの総期間目安
ヒゲ(鼻下/アゴ/アゴ下)10〜15回15〜25回3〜5週 / 4〜6週約10〜18ヶ月
頬・もみあげ・首6〜10回10〜15回4〜6週 / 4〜6週約6〜15ヶ月
VIO(男性)6〜10回10〜15回5〜8週 / 6〜8週約6〜15ヶ月
全身(顔・VIO除く)5〜8回8〜12回6〜8週 / 6〜8週約6〜12ヶ月
足(ひざ下/太もも)5〜8回8〜12回6〜8週 / 6〜8週約6〜12ヶ月
ワキ5〜8回8〜12回6〜8週 / 6〜8週約6〜12ヶ月

運用Tips

  • ヒゲ:回数が最も伸びやすい。表面麻酔+強冷却で出力を上げやすくする
  • VIO:痛み強め。姿勢で皮膚を伸ばす+ジェル多め+こまめな休止
  • :日焼け時はパルス幅を長めにして安全域を確保

3. 写真の撮り方(同条件比較のコツ)

効果判断は同一条件の写真が命。以下の固定ルールで「誤差」を減らします。

固定ルール(家で再現できる方法)

  • :自然光なら窓から横向き1m、室内なら同じ照明・同じ時間帯
  • 距離:スマホ前面カメラで腕を伸ばし切る距離に統一(ヒゲ)。体は三脚1.5〜2m
  • 角度
    • ヒゲ:正面/左右45°/アゴ上げ
    • VIO/体:正面・側面・背面(可能な範囲で)
  • 背景:無地の白壁、同じ位置に足元テープで立ち位置を固定
  • 設定:HDRオフ、露出±0、フラッシュOFF
  • ファイル名2025-10-ヒゲ-front.jpg のように年月_部位_角度で保存

NG例

  • 光源が毎回違う(明るさが違い密度が盛れる/落ちる)
  • 角度がズレる(特にヒゲは影で密度が変わる)
  • 距離が変わる(近すぎると毛穴強調・遠すぎると密度が分からない)

月1回の固定撮影+同一アプリで並べるだけで、回数や出力の見直しが合理的になります。


4. 次アクション

  • ヒゲが最優先:痛み対策(麻酔/冷却)を前提に3〜5週間隔で積み上げ
  • 体は日焼け管理:UV/保湿を徹底 → 出力を安全に上げやすい
  • 写真を月1で固定撮影:変化が乏しければ機種/出力/間隔の見直しを相談

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備考(注記)

本記事は一般情報です。肌状態や服薬、アレルギーの有無で最適な方法は変わります。施術前に必ずカウンセリングで確認してください。


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