はじめに
「私は犬を飼いたい。でも、夫(妻)は反対している。」
そんな悩みを抱えるご夫婦は少なくありません。

そろそろ犬を飼いわ〜

いいね!

飼い始めの2週間は、お互い順に仕事をセーブして世話をしましょう

そんな必要はないよ!
甘やかしすぎじゃないかな?
犬は“家族の一員”として幸せを運んでくれる存在ですが、
一方で、**「命を預かる責任」**も伴います。
この記事では、夫婦の意見が分かれたときにどう話し合えばいいのか、
お互いが納得しながら「新しい家族」を迎えるためのステップを解説します。
🧠 【STEP1】感情ではなく、“理由”を共有する
意見がぶつかるとき、多くは「気持ち」で話してしまいます。
「なんで分かってくれないの!」よりも、
「なぜそう思うのか」を冷静に伝えることが大切です。
✅ 飼いたい側の本音
- 子どもに命の大切さを教えたい
- 癒しが欲しい
- 一緒に散歩したい
✅ 反対する側の本音
- 仕事が忙しくて世話できない
- お金がかかる
- 家が汚れる、臭いが気になる
💡どちらも「家族を守りたい」という根本は同じです。
感情をぶつける前に、“なぜそう思うのか”を丁寧に聞きましょう。
💬 【STEP2】「仮定」ではなく「現実」で話す
「もし飼ったら大変そう」「たぶん世話できない」
——そうした“イメージの不安”が、意見の食い違いを生みます。
ここで大事なのは、「仮定」ではなく「現実」を共有すること。
📋 たとえば…
- 実際に犬を飼っている友人に話を聞く
- 犬カフェや保護犬施設に一緒に行ってみる
- 1日の世話の流れや費用を具体的に調べてみる
数字と体験が加わると、話が“感情論”から“現実的な検討”に変わります。
🕊 【STEP3】「できない理由」より「できる方法」を探す
相手の「できない理由」を否定せずに、
「どうすればできるか?」という視点に切り替えるのがコツ。
例:
❌「あなたが散歩しないから無理」
✅「朝は私が行くから、夜だけお願いしてもいい?」
❌「世話が面倒だからイヤ」
✅「ペットシッターや自動給餌機を使えば負担が減るかも」
少しの“提案力”が、相手の抵抗を和らげます。
💰 【STEP4】「費用」と「責任」を見える化する
犬を飼うと、想像以上に費用がかかります。
エサ代・トリミング・医療費・ペット保険など、
年間で10万〜20万円以上が目安です。
💡共有しておくべきポイント
項目 | 月額目安 | 備考 |
---|---|---|
フード・おやつ | 約5,000円 | 品種やサイズで変動 |
トイレ用品・ケア | 約3,000円 | 消耗品費 |
動物病院・ワクチン | 約1,000〜3,000円 | 年間予防費など |
保険 | 約2,000円 | 万一の備え |
「お金の話」は揉めやすいテーマですが、
最初に現実的な数字を出して共有することで、後悔のない判断ができます。
🏠 【STEP5】“期間限定の体験”をしてみる
「いきなり飼う」は不安が大きいなら、
“お試し体験”という選択もおすすめです。
🐶 こんな方法があります
- 週末だけドッグホテルやペットカフェで犬と過ごす
- 保護犬の一時預かりボランティアを体験してみる
- 実家や友人の犬を一時的に預かる
実際に一緒に過ごすことで、
「思っていたより大変」「意外と楽しい」など、リアルな実感が生まれます。
❤️ 【まとめ】“意見を合わせる”より、“想いを寄せる”
犬を飼う・飼わないは、“どちらが正しい”という話ではありません。
大切なのは、相手の想いを理解しようとする姿勢です。
「自分が幸せになるため」ではなく、
「みんなで幸せに暮らすため」にどうするか。
その視点を共有できたとき、
夫婦の関係も、家の中の空気も、きっと温かくなるはずです。
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